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CSR News Letter

Vol.3 ―登下校情報サービスで保護者の心配を一掃―


CSRレポートVol.3―登下校情報サービスで保護者の心配を一掃―
~子どもの安全・安心をサポートするKidsプロジェクトが発足~
特集:「Kidsプロジェクト」
「Kids in Feel」導入校インタビュー ~学校法人明星学苑 明星小学校 様~
 
子どもたちが危ない――。ここ数年やや減少傾向にあるとはいえ、未成年者の「犯罪被害は依然として深刻な状況」(警察庁)です。こうした状況から、行政や学校、地域、企業は、犯罪被害から子どもたちを救うために様々な施策を進めています。
今年4月、ドコモ・システムズ株式会社では、子どもの安全・安心をサポートする「Kids プロジェクト」を発足させました。「Kids in Feel」「通学ケータイ」という2つのサービスの提供を通じて、子どもたちの安全と安心をサポートしていきます。
ドコモ・システムズは、CSR活動の一環として、自社の製品やサービスを通じた社会貢献を進めています。Kids プロジェクトの2つのサービスは、モバイルシステムソリューションを活用して、登下校情報や位置情報の管理、緊急時の連絡網サービスを提供しています。
CSRレポート第3号では、サービスの概要とKids プロジェクトにかかわる社員の思いをお伝えします。
 
ICカードで登下校を確認
――「Kids in Feel(キッズ イン フィール)」
「Kids in Feel」は、ドコモ・システムズが販売・運用を行う登下校情報連絡サービスです。

ICタグカードを専用のリーダ機に「かざす」だけで、児童や生徒の学校・塾への入退出を、Eメールで保護者に通知する便利なシステムです。また、専用のサイトでいつでも、学校や塾への入退出時間を確認できます。

学校・塾に無事に到着したか、何時ごろに迎えに行けばいいか、といった保護者の心配を軽減します。



位置情報検索や連絡網も――「通学ケータイ」

「通学ケータイ」サービスイメージ図
「Kids in Feel」サービスイメージ図



ドコモ・システムズが販売する「通学ケータイ」は、NTTドコモの「キッズケータイ」など、子ども向け携帯電話のGPS機能を利用し、児童・生徒の安全管理サポートや、学校、学習塾と保護者のスムーズな連絡系統の確保を目的としたサービスです。

登下校情報の通知のほか、位置情報の管理や緊急時の連絡網サービスといった使い方をご提案して います。

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特集:「Kidsプロジェクト」
Kids プロジェクトリーダー 廣岡悦子、営業担当 中村司、保守・運用担当 土橋利昭写真
「Kids in Feel」と「通学ケータイ」 ニーズに合わせた提案が可能に
 「Kids プロジェクト」は、ドコモ・システムズの掲げる経営方針“モバイル&セキュリティ”の一環として、“子どもの安全・安心”を守ることを目的として、今年4月にスタートいたしました。
現在、Kids プロジェクトでは、「Kids in Feel」と「通学ケータイ」という、2つの登下校情報連絡サービスを提供しています。

プロジェクトリーダー 廣岡 悦子(以下、廣岡)――Kids in Feelは、ICカードを使いますので、保護者の負担が小さく導入しやすいというメリットがあります。一方の通学ケータイは、お子さんに携帯電話を持たせることで、登下校情報のほかにも位置情報の管理や緊急時の連絡網サービスなどに活用できます。

営業担当 中村 司(以下、中村)――例えば、塾と習い事の教室などに提案する場合には、お子さんが携帯電話を持つ必要のないKids in Feelをオススメしています。逆に、私立の小学校などに提案する場合には、通学ケータイと、お客さまの状況や、また子どもの携帯電話の所持についてのお考えに応じて、どちらか最適なサービスを選んでいただけます。

Kids in Feelは、2006年11月に導入された東京都府中市の学校法人明星学苑 明星小学校(以下、明星小))を始めとした全国の小学校3校と、大手学習塾の140教室で利用されています。また、通学ケータイは、今年4月から埼玉県川越市の星野学園小学校に導入されました。
 
一瞬の通信途絶も許されない  24時間体制で通信状況を監視
ドコモ・システムズでは、Kids in Feelを運用するにあたって24時間365日、昼間は3人、夜間2人の体制で、異常がないか見守っています。 保守・運用担当 土橋 利昭――子どもさんの安全・安心を支えるサービスなわけですから、一瞬の通信途絶も 許されないのです。

また、Kids in Feelのサーバには、児童や保護者2万人以上のデータが保存されています。それを管理して いく上で、セキュリティ面の配慮も欠かせません。

土橋――サーバ上の情報については、アクセスする度にIDとパスワードを変更するようにしています。また学校や塾には利用者の情報がないため、必要なときにはサーバからデータを届けるのですが、この時はセキュアなルートを利用したり、データとパスワードを別々に届けたりといった対策を行っています。

こうした取り組みは、お客様にもご理解いただけていると、現場の反応を知る中村は言います。

中村――セキュリティの面でしっかりやってくれているから、営業もしやすいのは確かです。とても信頼してい ただけていると感じます。
 
子どもたちにケータイ教室を実施  導入支援・アフターフォローにも注力
写真 一方、廣岡は「通学ケータイ」を導入した際に、子ども たちを相手に“奮闘”したエピソードを語ります。

廣岡――携帯電話を使用する際の決まりごとを、子どもたちにどう伝えたらいいか、先生に相談されたんです。メールは知っている人にしか送らない、インターネット接続機能は使わない、など本当に基本的なことですが、入学したばかりのぴっかぴっかの1年生に私が説明のための「授業」を担当させて頂きました。大人への説明と違って、子どもたちにわかり易く説明するのは想像以上に大変でした。こうしたことは最初に十分理解してもらわな いとダメなんです。

子どもたちに誤った情報を教えるわけには行かない。そう考えた廣岡は、NTTドコモが開催する、子ども向け 「ケータイ安全教室」の説明資料を使用しました。

廣岡―― NTTドコモには、モバイル社会研究所もあります。今後は、こうした部署とも連携して、学校や塾の先生方にガイドラインなどの情報を提案していきたいですね。

サービスを提供するだけでなく、現場に密着した導入支援やアフターフォロー、周辺情報の提供までが、Kids プロジェクトの役割だと、廣岡は言います。
 
“子どもの安全・安心”に対して 企業の立場から提案していきたい
 子供の安全・安心を担保する制度やシステムの必要性が叫ばれる中で、Kids in Feelや通学ケータイは、利 用者の方々に大変ご好評をいただいています。学校法人明星学苑 明星小学校

中村――四国のある公立小学校に導入したときにアンケートをとりました。その小学校では、越境入学制度を取り入れていたのですが、入学者の中には『Kids in Feelが導入されているから入学した』という方もいらしたんです。また、都内の繁華街にある学習塾などの場合、保護者さんが安心しているとの反応を先生から伺 うこともあって、お役に立ててとても嬉しく思っています。

自社の強みを生かして、子どもの安全・安心の支えのために貢献していきたい。3人の思いは共通です。

廣岡――Kidsプロジェクトは、会社が掲げる“モバイル&セキュリティ”を意識して進めていきたいと考えています。Kids in Feelも通学ケータイも、子どもさんの居場所をリアルタイムで、保護者がどこにいても知ることのできるシステムです。ぜひ、保護者さんにはお子さんの行動を意識してもらいながら、いざというときに何ができるかを考 えてもらうきっかけになればと感じています。

中村――どんなシステムにでも言えることですが、システムを導入したから安心だ、ということは絶対にないと思うんですね。結局は使い方の問題になる。ガイドラインの提案ということも含めて、トータルとして“子どもの安全・安心”というものを先生や保護者、そして子どもさんたち自身にも考えてもられば、うれしいですね。

土橋――子どもの安全について、社会が守ってくれるという考え方がこれまでは強かったと思いますが、段々と自ら守らなくてはならないという時代に変わってきていると感じます。そうしたなかで、子どもたちを事故や事件から守るには、保護者や学校、地域、そして企業がどのように見守っていくべきなのか。その具体的な提案とし て、私たちの商品があると考えています。

ドコモ・システムズ、そしてKids プロジェクトでは、“モバイル&セキュリティ”を合言葉に、企業の立場から、 子どもたちの安全を支える社会貢献に努めます。
 

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「Kids in Feel」導入校インタビュー ~学校法人明星学苑 明星小学校 様~
自ら“ICカードをかざす”行為が安全な登下校への意識を高めた
児童が自らの手でICカードをかざす写真 東京都府中市に位置する学校法人明星学苑 明星小学校(http://www.meisei.ac.jp/es/)では、2006年11月からドコモ・システムズの登下校情報連絡サービス「Kids in Feel」を導入しています。

菅野秀二教頭先生は、通学途上の子どもたちを襲う、いたましい事件・事故が相次いで報道されたことが、導 入の決め手となったと話します。

「登下校情報システムについては、ICタグを利用した製品など、複数の企業から売り込みがありました」

そうした中で、明星小学校が「Kids In Feel」を選んだ理由は、“児童が自らの手でICカードをかざす”と いう点にあったといいます。

「学校に着いた、またはこれから家に帰る、という時に、自分でICカードをかざすという意思表示をすることによって、自分の命は自分で守るんだという意識が強くなるこ とを期待したのです」

Kids in Feelの導入以前は、希望者にNTTドコモなどの子ども向け携帯電話を持たせたり、下校時間を記した学年だよりを保護者に配布したりといった努力をされていたそうです。

「子ども向け携帯電話のGPSだと、現在位置を示す範囲が広すぎて、本当に学校に着いているのか不安が残ってしまいました。また、下校時間はあくまで予定であって、少し早くなったり遅くなったりということもありました。そうすると、保護者が児童を迎えに行くときに、すれ違ったりしてしまうんですね。今では、何時に学校に着いた、学校を出たということが確実に保護者に伝わります。児童と保護者の間では、例えば『下校時のメールが届いたら、30分後に駅まで迎えにいく』といった約束が交わされているようです」
古賀博先生、菅野秀二教頭先生写真
現在、明星小学校では、1年生の児童全員と、2年生以上の希望者を対象にKids in Feelを運用していますが、約700名の児童のうち6割以上がサービスを利用しています。教務主任の古賀博先生が子どもたちの様子を教えてくれました。

「子どもたちは、本当に楽しそうにICカードをかざしています。カードをかざし忘れる、ということはまずないですね。中には5回も6回もカードをかざしてしまう児童もいますよ。最近は、上級生の利用者も増えてきました」

導入当初の苦労も消え、今では保護者と教員の皆様から高い評価を頂いています。安心・安全を支えるツールのKids in Feelが学校生活に定着し、明星小学校の教育環境が更に充実したのです。最後に菅野教頭先生は、意識面での変化を指摘しました。

「Kids in Feelの導入後、“安全な登下校”に関して児童と保護者の意識が改革されたのは間違いありません。
導入してよかった、というのが率直な感想ですね」

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